どうも♪3Dクリエイターの由椰です🐶
今回は私の参加させてもらっているオンラインコミュニティで起こったBlenderの謎現象をご紹介していきたいと思います!!!
オブジェクトに画像を反映させようと画像テクスチャを貼り付けたのですが、画像名が勝手に変更された上にマジェンダカラーになって画像が反映されないという謎現象💦
正直今までBlenderを触ってきて、聞いたこともないような現象だったので、同じような症状に悩まされるかもしれない人のために情報を共有したいなぁと思い、ご本人様に許可を頂いて今回ブログを書いています。
もし同様な症状が起こっている方は是非参考にしてみてください👍
現象説明
ブログの導入部分で簡単に説明しましたが、ここではもう少し細かく説明していきたいと思います。
使用バージョンはBlender4.0です。
オブジェクトに画像(画像名:IMG_1879.png)を貼り付けようとしたところ、画像名が勝手『IMG_<UDIM>.png』に変わって、オブジェクトがマジェンダカラーに変わってしまいました。
なおその後の検証で。JPEG画像でも同様であることが判明しています。
解決法と解説
最初に結論をお伝えすると、画像名を変更すると画像がキチンと適用されました。
なぜこのようなことになったのかまではわかりませんが、今回検証でいくつかわかったことがあるので、そちらも説明していきますね😊
まず最初に疑ったのは、ver4.0ということでバージョンによるエラーです。
このブログを書いている2024年4月23日時点で、まだver4.0にLTS版は出ておらず、ちょっとしたエラーが発生したのかと思いました。
しかし私が使用しているver3.3.9でも同様の症状が発生したため、バージョンによる不良ではないことが判明しました。
その他にシェーダーの設定等も疑ってみたのですが、どれも問題になりそうなところはありませんでした。
次に着目したのが変更後の画像名にある『UDIM』というものでした。
私は全然知らなかったのですが、UDIMとは1つのオブジェクトに複数のテクスチャを割り当てることができるものらしいです!!
そのUDIMにはテクスチャ名.1001.png,テクスチャ名.1002.pngという形で名前がつけられるそうなのです!!
つまり今回の画像の名前と酷似してるんですね!!
そこで名前を変更したら見事反映されたという訳なのです!!!
個人的検証
ちなみにこの現象が解決したあと、個人的にこの現象を検証してみました。
先ほども簡単に書きましたが、PNG画像だけでなくJPEG画像も同様の現象を確認しています。
またすべての数字を確認した訳ではありませんが、1002~2000までの数字で同様の現象が発生しました。
ちなみに上記の説明だと1001番も同じようになりそうなのですよね?
実は1001番だけは特別で、画像名は『IMG_<UDIM>.png』に勝手に変わったのですが、オブジェクトに画像は適用されていました💦
また2001番以降は通常通りに画像を貼り付けることができました。
まとめ
今回はBlenderで発生した謎現象についてご紹介しました。
私自身はテクスチャーの画像にわかる名前をつけて使用したいたため、今までこのような現象に出くわすことはありませんでしたが、デジカメ等で撮影した画像を使用したりするとこのような現象に出くわすことがあるかもしれません。
後々モデルを見返したときにわかりやすくなるという意味でも、テクスチャーに使う画像にはわかりやすい名前を設定することをオススメします!!
またもし同様の現象が現れてしまった場合には、一度名前の変更を試してみてください♪
ということで今回はここまで!!!
今日も3Dつくっちゃお~~~!!!